2010年10月14日
料理良し!日本酒良し!雰囲気良し!『佳酒真楽やまなか』
この日のディナーは大国町にある隠れ家日本酒居酒屋の『佳酒真楽やまなか』へ行って来ました。
以前からずっと気になっていたお店で、こがんださんからも「あそこは良いですよー。」と言われた店だったのでこの機会に行って来ました。
結果、その前評判を大きく上回る感動があった店でした。
写真がかなり多いので写真メインでお届けします!
店には数日前から予約をして行きました。
多分予約して行った方が良いと思います。
店員さんも言っていましたが、コースの方がお得です。
コースは料理が7品とそれに合わせて日本酒が7種類出て来て6,000円というお値打ち価格。
ただ、僕が一つ心配だったのは僕自身普段ほとんど日本酒を飲まない(飲めない)という事。
チョビっとは飲んでもガッツリ飲んだ事がありません。
そんな一抹の不安を抱えながら店に着きました。
店の場所は住宅街の中にあって「え?本当にこんなトコにそんな店があるの?」と思ってしまいます。
小さな階段を上がって行くと2階は酒屋になっていて、19時まではそこで様々なお酒が買えるみたいです。
そして奥のエレベーターで上に上がると重たい扉があって、それを開けると部屋に入れます。
席は大きな大テーブルが1つと3~6人くらいが座れそうなテーブルが2つくらいだったと思います。
大テーブルに二人で座り、最初にビールを頼みました。
これからしこたま日本酒を飲む事になるのでビールはさっぱりした物にしたいと伝えると店員さんがお勧めしてくれたのが「ホワイトエール」です。
軽くハーブの香りがして、スッと飲める軽い感じのビールでした。
そしてここからがコースです。
まずは突き出しの「イチジクの白和え」です。
そして「お造り盛り合わせ」が出て来ました。
どのネタも新鮮で美味しかったです。
そしてこれに合わせて出て来たお酒は「段違い辛口」というお酒です。
こちらはアル添無しで辛口な日本酒という事でとても珍しいんだそうです。
普通辛口のお酒を作る場合には醸造用アルコールを添加する事で辛みを出すんだそうですが、こちらのお酒は米だけで辛みを出しているそうです。
そして名前の通り味が口の中に含んでから段階が変わります。
最初はほのかにスイートな香りがしますが、徐々に辛さが口に広がる不思議なお酒でした。
そしてここで出て来たのは仕込み水の「石鎚」です。
日本酒を作るにあたって最も重要な物は米と水。
仕込み水は日本酒を作る際に使われるお水だそうです。
いろいろ勉強になるなー。
そしてお次の料理は「鯛カマ」です。
身が柔らかくて美味しいです。
そしてこれに合わせて出て来たお酒は「東鶴」です。
佐賀のお酒で「山田錦」を原料米に使っているそうです。
後味もサッパリしていて、飲みやすいお酒でした。
ちなみに既にこの辺りでほろ酔い気味になっています。笑
お次の料理は「野菜の炊き合わせ」です。
カボチャがとっても甘かったです。
そして、これに合わせて出て来たお酒は「遊穂」というお酒です。
「遊穂」は石川県のお酒だそうです。
日本酒の製造工程の一つで酒母造りという製法があるそうで、それを山おろし純米というんだそうです。
その製造手法は時間も手間も掛かりますが、その分腰と味幅が出るんだそうです。
日本酒も本当にいろいろあるんですねー。
そして続いての料理。
これ美味しかったですー。
これに合わせて出て来たお酒は「王祿」というお酒です。
このお酒もかなりこだわって作られているそうで、通常酒は炭素濾過するんですが、そのままの味を提供する為に濾過剤を一切使っていないそうです。
また、ブレンドも一切せずにそのままの味で出荷するため、年によって味が違う事もあるそうです。
しかも後で調べてみたらこのお酒は全国で数十店しか取り扱いが無い珍しいお酒なんだそうです。
そして続いての料理へ。
「豚の角煮のきのこあんかけ」です。
これに合わせて出て来たお酒は「弁天娘」というお酒です。
これは鳥取のお酒です。
こちらのお酒は店員さんのお勧めで熱燗で頂く事にしました。
そこで面白いのが熱燗で飲む際は飲む器を選べるんです。
20種類くらいある中でこれを選んで頂きました。
こういう所でも楽しめるっていうのが嬉しいです。
料理のお皿や器もどれも趣きがあって、帰りがけに聞いてみるとオーナーさんが焼き物が好きなんだそうです。
へうげもの風に言うと侘び数寄を分かっておられる方なんでしょうねー。笑
そしてお次の料理です。
これに合わせて出来たお酒は「神亀」というお酒です。
こちらは埼玉のお酒です。
こちらは辛口で、程良い辛さが口に広がります。
もうこの辺はかなり酔ってます。笑
そしてここでシメの「鯛めし」が出て来ました。
この「鯛めし」本当に美味しかったです。
かなりやられました。
柔らかい鯛と鯛の風味がしっかり染み込んだご飯。
最高っす。
で、赤だしも付いちゃいます。
かなりホッとするシメです。
料理もお酒も雰囲気も最高でした。
「ここって本当に大国町!?」って思うくらい隠れ家的雰囲気です。
店員さんの対応や説明もとっても丁寧で、全くストレス無く食事を楽しむ事が出来ました。
最初の電話の段階でも「苦手な食材はございませんか?」や「量を重視されますでしょうか?質を重視されますでしょうか?」など細かく要望を聞いてくれました。
お客さんの要望によって出すメニューを変えてるんでしょうね。
これだけして頂いたら何の文句もありません。
そして自分でもビックリしたのがあれだけ日本酒を飲んだのに全く悪酔いしていないという事。
楽しい雰囲気の中で美味しい料理と美味しい日本酒を頂けば、意外と酔わずに最後まで楽しめるという事が分かりました。
自分の中でこれは大きな発見です。笑
そして店の前に日本酒の瓶で看板があったので記念に撮って来ました。笑
記念と言っても僕は家から歩いて5分くらいで行けるのでまたぜひ行きたいと思います。笑
久々に感動を味わえたお店でした!
【店名】 佳酒真楽やまなか
【ジャンル】 居酒屋
【TEL】 06-6635-3651
【住所】 大阪府大阪市浪速区敷津西1-10-19 山中酒の店 4F地図はこちら
【交通手段】 芦原橋駅から371m
【営業時間】 17:30~22:30(L.O.21:30)
【定休日】 月曜日・祝祭日(祝祭日は不定休)
以前からずっと気になっていたお店で、こがんださんからも「あそこは良いですよー。」と言われた店だったのでこの機会に行って来ました。
結果、その前評判を大きく上回る感動があった店でした。
写真がかなり多いので写真メインでお届けします!
店には数日前から予約をして行きました。
多分予約して行った方が良いと思います。
店員さんも言っていましたが、コースの方がお得です。
コースは料理が7品とそれに合わせて日本酒が7種類出て来て6,000円というお値打ち価格。
ただ、僕が一つ心配だったのは僕自身普段ほとんど日本酒を飲まない(飲めない)という事。
チョビっとは飲んでもガッツリ飲んだ事がありません。
そんな一抹の不安を抱えながら店に着きました。
店の場所は住宅街の中にあって「え?本当にこんなトコにそんな店があるの?」と思ってしまいます。
小さな階段を上がって行くと2階は酒屋になっていて、19時まではそこで様々なお酒が買えるみたいです。
そして奥のエレベーターで上に上がると重たい扉があって、それを開けると部屋に入れます。
席は大きな大テーブルが1つと3~6人くらいが座れそうなテーブルが2つくらいだったと思います。
大テーブルに二人で座り、最初にビールを頼みました。
これからしこたま日本酒を飲む事になるのでビールはさっぱりした物にしたいと伝えると店員さんがお勧めしてくれたのが「ホワイトエール」です。
軽くハーブの香りがして、スッと飲める軽い感じのビールでした。
そしてここからがコースです。
まずは突き出しの「イチジクの白和え」です。
そして「お造り盛り合わせ」が出て来ました。
どのネタも新鮮で美味しかったです。
そしてこれに合わせて出て来たお酒は「段違い辛口」というお酒です。
こちらはアル添無しで辛口な日本酒という事でとても珍しいんだそうです。
普通辛口のお酒を作る場合には醸造用アルコールを添加する事で辛みを出すんだそうですが、こちらのお酒は米だけで辛みを出しているそうです。
そして名前の通り味が口の中に含んでから段階が変わります。
最初はほのかにスイートな香りがしますが、徐々に辛さが口に広がる不思議なお酒でした。
そしてここで出て来たのは仕込み水の「石鎚」です。
日本酒を作るにあたって最も重要な物は米と水。
仕込み水は日本酒を作る際に使われるお水だそうです。
いろいろ勉強になるなー。
そしてお次の料理は「鯛カマ」です。
身が柔らかくて美味しいです。
そしてこれに合わせて出て来たお酒は「東鶴」です。
佐賀のお酒で「山田錦」を原料米に使っているそうです。
後味もサッパリしていて、飲みやすいお酒でした。
ちなみに既にこの辺りでほろ酔い気味になっています。笑
お次の料理は「野菜の炊き合わせ」です。
カボチャがとっても甘かったです。
そして、これに合わせて出て来たお酒は「遊穂」というお酒です。
「遊穂」は石川県のお酒だそうです。
日本酒の製造工程の一つで酒母造りという製法があるそうで、それを山おろし純米というんだそうです。
その製造手法は時間も手間も掛かりますが、その分腰と味幅が出るんだそうです。
日本酒も本当にいろいろあるんですねー。
そして続いての料理。
これ美味しかったですー。
これに合わせて出て来たお酒は「王祿」というお酒です。
このお酒もかなりこだわって作られているそうで、通常酒は炭素濾過するんですが、そのままの味を提供する為に濾過剤を一切使っていないそうです。
また、ブレンドも一切せずにそのままの味で出荷するため、年によって味が違う事もあるそうです。
しかも後で調べてみたらこのお酒は全国で数十店しか取り扱いが無い珍しいお酒なんだそうです。
そして続いての料理へ。
「豚の角煮のきのこあんかけ」です。
これに合わせて出て来たお酒は「弁天娘」というお酒です。
これは鳥取のお酒です。
こちらのお酒は店員さんのお勧めで熱燗で頂く事にしました。
そこで面白いのが熱燗で飲む際は飲む器を選べるんです。
20種類くらいある中でこれを選んで頂きました。
こういう所でも楽しめるっていうのが嬉しいです。
料理のお皿や器もどれも趣きがあって、帰りがけに聞いてみるとオーナーさんが焼き物が好きなんだそうです。
へうげもの風に言うと侘び数寄を分かっておられる方なんでしょうねー。笑
そしてお次の料理です。
これに合わせて出来たお酒は「神亀」というお酒です。
こちらは埼玉のお酒です。
こちらは辛口で、程良い辛さが口に広がります。
もうこの辺はかなり酔ってます。笑
そしてここでシメの「鯛めし」が出て来ました。
この「鯛めし」本当に美味しかったです。
かなりやられました。
柔らかい鯛と鯛の風味がしっかり染み込んだご飯。
最高っす。
で、赤だしも付いちゃいます。
かなりホッとするシメです。
料理もお酒も雰囲気も最高でした。
「ここって本当に大国町!?」って思うくらい隠れ家的雰囲気です。
店員さんの対応や説明もとっても丁寧で、全くストレス無く食事を楽しむ事が出来ました。
最初の電話の段階でも「苦手な食材はございませんか?」や「量を重視されますでしょうか?質を重視されますでしょうか?」など細かく要望を聞いてくれました。
お客さんの要望によって出すメニューを変えてるんでしょうね。
これだけして頂いたら何の文句もありません。
そして自分でもビックリしたのがあれだけ日本酒を飲んだのに全く悪酔いしていないという事。
楽しい雰囲気の中で美味しい料理と美味しい日本酒を頂けば、意外と酔わずに最後まで楽しめるという事が分かりました。
自分の中でこれは大きな発見です。笑
そして店の前に日本酒の瓶で看板があったので記念に撮って来ました。笑
記念と言っても僕は家から歩いて5分くらいで行けるのでまたぜひ行きたいと思います。笑
久々に感動を味わえたお店でした!
【店名】 佳酒真楽やまなか
【ジャンル】 居酒屋
【TEL】 06-6635-3651
【住所】 大阪府大阪市浪速区敷津西1-10-19 山中酒の店 4F地図はこちら
【交通手段】 芦原橋駅から371m
【営業時間】 17:30~22:30(L.O.21:30)
【定休日】 月曜日・祝祭日(祝祭日は不定休)
佳酒真楽やまなか (居酒屋 / 芦原橋駅、大国町駅、今宮駅)
夜総合点★★★★★ 5.0
Posted by Hidden at 17:30│Comments(0)
│居酒屋
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